目的は、PythonでWebサイトを簡単に構築・運営できるための手法を紹介することです。Pycharm Professionl版やWindows Serverを使うのは、LinuxサーバーやVisual Studioといった組み合わせに比べて、面倒な手順をすっ飛ばせるので、時間をかけたくない人、とりあえず簡単に動的サイトを作りたい人にはおすすめです。
前回、WindowsServerを作る手順について説明しました
AWSを使ってWebサイトを構築してみた。その1 ~Windows Serverの構築~
今回は、Windows Serverを実際にWebサイトとしてインターネット公開していきます。これまでの設定方法については以下のリンクを参考にしてください
WindowServerへIISをインストールする
デスクトップ左下の検索バーに「サーバーマネージャ」と入力してください。サーバーマネージャーを開くと、次にダッシュボードから「役割と機能の追加」を選択します。
次の画面では、「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択ください
サーバの役割の画面では、WebServer(IIS)と展開した先のApplication Developmentoの直下にあるCGIをチェックし、次へ(複数画面が表示されますがすべて次へで大丈夫です)と進み、インストールボタンが表示されますので、インストールをクリック
実はIISがインストールされれば、Web公開ができています。確認してみましょう。ローカルパソコン(Windows Serverではないご自身のPC)からブラウザを開き、Windows Serverへアクセスするときに用いているIPアドレスを入力してみてください。EC2ダッシュボードから以下の赤枠の部分に記載されているIPアドレスとなります。
ブラウザに次の画面が表示されれば成功です。繋がらない方はAWSのセキュリティーグループの設定を追加する必要がありますので次の手順へ進んでください。
Webサイトが表示されないときはAWS側の設定を確認
以下のようにページへアクセスができない場合が多いかと思います。セキュリティーグループの設定を見直してください。
EC2ダッシュボードから、セキュリティタブを開き、対象のセキュリティーグループを選択します。
HTTPの行がない場合は、HTTPからのアクセスができないため、HTTPを追加します。どこからでもアクセスできるように設定すると危険ですので、マイIPを設定しておくのが良いと思います。