デジタル達人へ

デジタル化の波を掴む:ビジネスマンがプログラミングを今すぐ学ぶ理由。+爆速環境構築

1. 今プログラミングを学ぶメリット

ビジネスの世界は、デジタル化とテクノロジーの進化が急速に進行しています。これに対応するために、現代のビジネスマンにとってプログラミング知識は必要不可欠なスキルとなっています。では、具体的にプログラミングを学ぶことが仕事効率化にどのように貢献するのでしょうか。そのメリットについて解説します。

自動化と時間節約

プログラミングの一つの大きなメリットは、業務の自動化を可能にすることです。たとえば、Excelでの繰り返し作業や、複数のデータソースからの情報収集など、手作業で行うと時間のかかる作業を自動化することができます。これにより、重要な業務に集中するための時間を確保できます。

問題解決能力の強化

プログラミングは、論理的思考と問題解決スキルを鍛えます。これらのスキルは、ビジネスの世界での意思決定において非常に重要な役割を果たします。プログラミングを通じて、新しい視点から問題を捉え、より効率的な解決策を見つける能力が育まれます。

市場価値の向上

プログラミングスキルは、市場価値を向上させる有効な手段です。テクノロジーへの理解が深まると、新しいビジネスのチャンスを見つける力も強まります。さらに、プロジェクトのマネジメントや、開発者とのコミュニケーション能力も向上します。

イノベーションへの参加

最後に、プログラミングスキルは、イノベーションへの参加を可能にします。自分自身でアイデアを実現する力を持つことで、ビジネスの世界で革新的な変革を起こすことができます。デジタルツールやアプリケーションの開発に直接関わることで、自社のビジネスをさらに強化することが可能になります。また昨今ではChat GPTに代表される生成AIが目覚ましい進展を遂げています。仕事が奪われる脅威である一方で、上手く活用することで、さらなる効率化、生産性の向上が期待できるためビジネスチャンスであると受け止めて使いこなせるように努めてはいかがでしょうか。

まとめると、プログラミングを学ぶことは、業務の自動化、問題解決能力の強化、市場価値の向上、そしてイノベーションへの参加というメリットをもたらします。これらは全て、ビジネスマンが仕事を効率化し、成功を追求するための重要な要素です。プログラミングの世界への一歩を踏み出し、その可能性を自身の手で掴んでみてはいかがでしょうか。

2.プログラミングをとりあえずはじめてみよう

2023年時点での一般的なプログラミング市場動向は以下の通り

1Javascriptウェブ開発のフロントエンドで広く使用され、Node.jsによりバックエンドでも使用可能
2Pythonデータ分析、機械学習、AI、ウェブ開発など、多岐にわたり使用されています
3Java企業のバックエンド開発で広く使用され、Androidの開発にも利用されています
4C#主にMicrosoftの.NETフレームワークを使用した開発で使われています
5PHP主にウェブ開発で使用され、特にWordPressなどのCMSでよく使われています
6TypeScriptavaScriptのスーパーセットとして、大規模なJavaScript開発のために急速に人気を集めています
7C++システム/ゲーム開発やパフォーマンスが重視される場面で使われています
8SwiftiOSおよびmacOSのアプリ開発に用いられます
9RubyRuby on Railsフレームワークと共にウェブ開発で使用されます
10KotlinAndroid開発でのJavaの代替として使用されています

今回はPythonをメインに使っていきたいと思います。文法がシンプルかつライブラリが豊富で、環境も容易に準備できますので、大変おすすめです。

環境の準備

プログラミングを支援する、統合開発環境(IDE)にはVisual Studio Code, Eclipse等が有名ですが私のおすすめはJetBrains社が提供するPycharmです。Python開発に特化した強力なIDEコード補完、デバッグ、テストサポート、バージョン管理システムの統合など、プロジェクトの生産性を向上させる豊富な機能を提供します。また、直感的なインターフェースにより、初心者からプロフェッショナルまで使いやすいのが特徴です。無料版のCommunityと有料版のProfesisonalがありますが、お金に余裕があれば機能が充実している有料版をおすすめします。

環境のセットアップとサンプルコードの実行まで

pycharmをお持ちでない方はまずはじめに、Pycharmをリンクのページからダウンロードしてください。ProfessionalとCommunity版がありますが、初心者の方はCommunity版をおすすめします。ただし、Webサイトを作ってみたいという方には、Professional版を強くおすすめします。Professional版を使うとWeb開発が簡単に素早く進められることと、リモート開発機能を用いることで、ローカルの環境からWebサーバーへのプログラム反映も効率的にできるようになります。

ダウンロードが完了しましたらインストールし起動してください。

日本語の設定を行う場合

起動するとWelcome to Pycharm画面がでますので「Plugins」を選択し、Japaneseと検索ボックスに入力、Japanese Language Packを選択、Installしてください。「Restart IDE」ボタンを押すか、一度Pycharmを閉じて再度開くことで日本語設定が有効化されます。

サンプルコードの実行

新規プロジェクトを選択します。

もしくは、メニューバーのFile–>新規プロジェクトを選択でも同様の画面に移動します。

次に、新規プロジェクト画面でプロジェクトファイルが生成される場所と名前の指定を行います。ここでは、sample001という名前のプロジェクト名を指定しました。

次に作成ボタンを押下してください。

MacOSの場合、以下の画面が出るかもしれませんが、構わすInstallボタンを押します。

下の画面が表示されましたら、実行ボタンを押してみます。下のコンソールに実行結果が表示されると成功です。

いかがでしょうか、これでPythonを学ぶための環境セットアップは完了です。

3. AIを使って近道! Chat GPT / Github Copilot

プログラムを一から学ぶのはとても大変です。近道ができるならしたいですよね。特に作りたいテーマが決まっているけどプログラムに触れたことがないという方には、Chat GPTとGithub Copilotは大変役に立ちます。お時間ある際に、以下の投稿を一読いただければと。

Chat GPTにプログラムを作ってもらおう!(工事中 近日公開)

Github Copilotにプログラムを作ってもらおう!(工事中 近日公開)